【総会】
4月21日(日)午後、横浜市西区福祉保健活動拠点フクシアにて2024年度の総会を開催しました。
昨年度の活動および会計報告、規約改正、役員選出ののち、今年度の活動方針および予算について代表から説明があり、出席者の賛成多数をもってすべての議事が承認されました。
【会員限定勉強会】
テーマ「子どもの特性の共通理解と学校や教育委員会との関係づくり」
同日午前には、笹森洋樹先生(常葉大学教育学部教授)を講師にお迎えして会員限定勉強会を行いました。
保護者と支援者の協働、関係機関の連携、自己理解への支援、ライフステージによって直面しやすい困難さと周囲の関わり方などについて詳しく教えていただき、個々の子どもの教育的ニーズに対して提供されるべき合理的配慮に関して理解を深めました。お話の中で繰り返し強調されたのは「本人はどうしたいのか、本人が配慮や支援を必要としているかが重要」ということでした。
最後に子どもとの信頼関係を育む8つのかかわりを紹介され、それらを重ねることで自らの意思や権利を主張したり自律したりする力が子どもの中に培われると感じました。成人した子を持つ参加者にも響いたようで、かかわりの大切さに関する感想が多く寄せられました。
【会員交流会】
勉強会のあとは会員交流会を実施、10名ほどの2グループに分かれてお昼を食べながら1時間半懇談しました。
横浜市在住者のグループでは自己紹介と近況報告後、学齢期のお子さんを持つ方から学校環境や学習の取り組みの話が出て、先輩会員が進路選択の体験などを伝えました。
横浜市外在住者のグループは高校生以上の保護者たちで、年金制度、福祉や就労に関する話題が中心になりました。
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