横浜市 読書バリアフリー情報サイト数年前まで読字障害のある方が本を読むには難がありました。読みたいけれど、たくさんの文字を見ていると数ページで疲れてしまう。逐一読みで内容が入ってこない。我が家でも本の写真を撮ってOCRで文字情報を取り込み、読みあげソフトで読みあげなど様々な試みをしました。一番苦労したのはルビがふってある児童向けの本。文章だけでなく、ルビまで読みあげてしまうので意味不明な文章になるのです。今やKindleなどオーディオブックがかなり普及し、対象の本が増え、障害のない方も耳で聞いて本を読むことが当たり前になってきま…2023.10.03 07:29読むこと役立ち情報外部情報にじの会 神奈川
UDフォントの学習教材【UDフォントとは】UDフォント=ユニバーサルデザインで作られたフォント(書体)のことです。濁点が線と一体化して見づらい、3と8の空間が同じように見え誤読するなど考慮し、一般の方から高齢者・障害者にも見やすく作られています。最近の教科書はUDフォントが使われているものが多く、よく目にするようになりました。にじの会の会報も・UDデジタル教科書体NK-R・BIZ UDPゴシック体を主に使用しています。学習障害、特に読字障害ではフォントを変えることが有効な方も一部いらっしゃいます。UDフォントでも…2023.10.03 06:07読むこと書くこと役立ち情報外部情報にじの会 神奈川
川崎市で行われた「魔法のプロジェクト」事例にじの会には、書けない・読めないことを学校に説明しても理解してもらえず合理的配慮が受けらないと相談にこられる方が多いです。住んでいる市区町村・学校単位で特別支援教育・合理的配慮の実態に差がありますが、神奈川県川崎市 総合教育センター塚越相談室による学習障害・読み書き障害の事例を一部取り上げます。他校の事例を知ることで支援の具体的な方法がわかりますし学校にどのような配慮が必要か説明・交渉をするヒントになるかもしれません。【魔法のプロジェクト】この記事で紹介するのはソフトバンクが社会貢献活動として、…2023.09.08 07:24合理的配慮読むこと書くこと役立ち情報外部情報にじの会 神奈川
かけ算が覚えられなくて我が子は、発達性読み書き障害です。どうやら、音韻処理(※)が弱いよう。そりゃ、昔からの暗唱で覚える九九は、覚えにくいはずです。「うちの子、小学3年生なのに、全然かけ算を覚えられなくて(泣)」とおしゃべり会でお伝えすると、にじの会の親の方々が「うちは、小5でなんとかー」「うちなんて中1だよ」というお言葉にどれだけ心が救われたことか。「『あ!この方法は合わなかったか!じゃあ、次っ!』ってね、なるのよね〜〜(満面の笑顔)」(他の方々も首を縦に振り、激しく同意し、「わかる、わかる」と異口同音)毎回の集ま…2023.08.01 01:39会員のエッセイ読むこと計算することにじの会 神奈川